商品貨幣論18  ―徴税も商品貨幣論である―|織原 一然(かずしか)_マクロ経済学考察ノート
マクロ経済(信用貨幣論)がミクロ経済(商品貨幣論)の世界を支配しており、その構造は不可逆的であることを述べましたが、それは同時に、 ミクロ経済では商品貨幣論が存在していることは否定できない ことを実は示しています。 私たちの「買物」という商品貨幣論的物々交換経済の行為は「社会活動・生命活動」に欠くことはできませんので。 しかし、買物以外に商品貨幣論が成立するところがあります。 それは 徴税 です。 徴税は「労働に対する政府の逆報酬」と考えることができます。 少し分かり難いところがありますので慎重に読み進めてください。 通常の労働による生産は、商品に人件費が上乗せされ労働分の
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