“飽きっぽさ”もギフトだった──5年ぶりの新刊発売のお知らせ|三條 凛花
いまから10年前──。 わたしは大きくなってきたおなかを抱えて家じゅうのものを捨てていた。時期もちょうど今ごろ。11月下旬のはなしだ。 一つごみ袋に入れるたび、粗大ごみとして分けるたび、ちくりと胸を刺す痛みがあった。買ったものをほとんど使わずに捨てる罪悪感。そして、買うだけ買って満足してしまい、続けることができなかった情けなさ……。 家族がひとり増えるにあたって、東京の13畳ほどのワンルームは狭すぎて、子どものころから集めてきた大量のものを捨てざるを得なかったのだ。 いつかなにかに使えると思って取っておいたボタンやビーズ。 いつかおしゃれにデコったライフログノートをつくろう
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