誰のための司法か〜團藤重光 最高裁・事件ノート〜 - ETV特集
航空機騒音に苦しむ住民が国を訴えた「大阪国際空港公害訴訟」。公害で初めて国の責任が問われた歴史的裁判だ。二審の大阪高裁では「夜間の飛行停止」を訴えた住民側が勝訴したが、81年最高裁は一転して住民の訴えを退ける判決を言い渡す。なぜ結論は覆ったのか。判決から40年余り、その内幕を明かす資料が見つかった。元最高裁判事・團藤重光が遺したノートである。関係者の証言で團藤のノートを読み解き、裁判の内実に迫る。
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