箱根駅伝10区、中央大4年生は左腕に“走れなかったライバル”の名を書いた…準優勝アンカーが明かす「アイツのことが頭に浮かんで…一緒に走れたらと」(加藤秀彬(朝日新聞))
走り出すまで、あと5分。急いで左腕を差し出し、付き添いの後輩にマジックペンである文字を書いてもらった。「田井野悠介」――。10区の座を最後まで争っていた、同級生の名前だ。
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