大河原克行のNewsInsight(270) 決算で見えたキヤノンの変化 - 競争激化でもカメラ成長、半導体露光装置で攻める
キヤノンが発表した2023年(2023年1月~12月)連結業績によると、カメラの売上高は前年比6.8%増の5446億円となり、年間出荷台数は前年比1%増の288万台に達した。キヤノンの専務執行役員 経理本部長の浅田稔氏は、「カメラの需要は底堅く推移した。競合各社の製品供給量が増加し、価格競争が激化するなかでも、ミラーレスカメラの比率を高めながら、前年から微増の288万台を販売し、売上げを伸ばした」と総括した。
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