実力者大栄翔、慌てず 本領発揮、また金星―大相撲春場所:時事ドットコム
好調を自覚しているから慌てない。大栄翔は立ち合いで横綱に押し込まれたが、右を伸ばして距離を取った。タイミング良く体を開くと、左喉輪も使ってどんどん前へ。「休まず攻められた。勝てて本当にうれしい」。実直な実力者が、少しだけ表情を緩めた。 金星は通算四つ目で、照ノ富士からは新横綱だった昨年の秋場所以来となった。「胸を借りるつもりでやっている。自分でも勝てるのは不思議」。敗れても熱戦に持ち込むことが多く、第一人者にとっては油断ならない相手となっている。 重い突き押しを武器に昨年初場所で初優勝を遂げたが…
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