猫ひっかき病|愛知県衛生研究所
猫ひっかき病 病名にしてはおかしな名前ですが、ネコに引っ掻かれたり、噛まれたり、あるいは傷のある部分をなめられたりした後に発病することから、この名前がつきました。 この病気の病原体は最近までわかりませんでしたが、1992年にグラム陰性の桿菌であるバルトネラ・ヘンセレ(Bartonella henselae)であることが判りました。 症状は主にリンパ節炎で、ネコに引っ掻かれた後10日頃から傷が赤くはれ、手の傷なら腋窩(脇の下)リンパ節が、足の傷なら鼠径(足の付け根)リンパ節が腫れ上がり、時には鶏の卵くらいになります。ほとんどの人で微熱が長く続き、全身倦怠、関節痛、吐き気等があります。 自然に治...
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