道徳形而上学の基礎づけ (岩波文庫 青625-1)
「君の行為の格律が君の意志を通じて普遍的な自然法則になるかのように、行為せよ。」カント哲学の導入にして近代倫理の基本書。人間の道徳性や善悪、正義と意志、義務と自由、人格と尊厳、共同体と規則などを考える上で必須の手引きである。訳語を精査し、初学者の読解から学術引用までを考慮した新訳。
『道徳形而上学の基礎づけ』は、今から240年前、日本でいうと江戸時代の本居宣長と同じ時期に書かれた、西洋哲学のしかも「形而上学」の基礎論である。カント自身がその「序」で語っているように、そこでは道徳学、法哲学、政治哲学、その他もろもろの実践的学問の基礎づけが目ざされている。さらにその議論の中心とな...
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