9年も田舎の病院は耐えられない…入りやすく"学費0円"の医学部地域枠の義務を放棄する若手医師の言い分 「美容外科に勤務したい」「東京の恋人と結婚したい」「親の介護をしたい」…
地方の医師不足対策として設けられた医学部受験の「地域枠」。2007年には計173人だったが、2020年は計1679人へと拡大。医師の筒井冨美さんは「合格難易度が一般枠より低く、卒業後に地方大学の地元の病院で一定期間勤務する義務を果たせば学費も実質0円になることもある。でも、医師免許取得後に、その縛りを放棄して都市部の病院で働こうとする若手が後を絶ちません」という――。
president.jp