資産の評価は原価か、時価か-混合測定という考え方-|暮木孝司
はじめに 企業会計では、貸借対照表に資産をいくらで計上するかが大きな課題です。 単に評価といえば資産(や負債)の貸借対照表への計上額を決めることといってもよいでしょう。 かつて、すべての資産は基本的に原価で評価していました。 しかし、現在ではすべての資産を原価か時価の一方のみで評価することはせず、複数の測定値を使い分ける混合測定という考え方がとられています。 混合測定の考え方 今日の制度会計では、資産を所有目的ごとに金融投資と事業投資に区分し、基本的に、前者は時価で評価し、後者を原価で評価します。 金融投資 ⇒ 時価 事業投資 ⇒ 原価 金融投資とは、時価の変動による利
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