孫子 (講談社学術文庫 1283)
「戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり」などの名言で知られる『孫子』。春秋時代の孫武が著し、二千年以上も読み継がれた名高い古典は世界最古の兵法書として、また人間界の鋭い洞察の書として親しまれ、今日もなお組織の統率法や人間心理の綾を読みとるうえで必携とされている。本書は、従来の宋時代のテキストより千年以上も古い前漢武帝時代の竹簡文に基づく精密な唯一の解説である。 「『孫子』は中国が誇る古典であるが、本場の中国よりも、むしろ日本の方に愛好者が多い。甲斐武田氏が『孫子』軍争篇の一節を軍旗に掲げ、「孫子の旗」として尊重したことにも、それは現われている。 江戸時代に入ると、徳川幕府が『...
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