コロナ禍の支援策で倒産激減、今後は民間の自助努力で成長促す金融政策へ転換を
昨年の倒産件数は6030件で、過去50年で最低となった。これは給付金や実質無利子・無担保融資などの企業金融支援策によるところが大きい。ここ30年の倒産件数の推移を見ると、2000年初をピークに、ほぼゼロ金利が続く中、10年代半ばまでに半分以下となり、その後下げ止まっていたが、新型コロナウイルス感染症が拡大した20年には前年比7.3%減り、21年には20年から22.4%も減った。
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