[人生にはBarが必要だ]第6回 京都 祇園サンボア|ふる
冬の京都。JR京都駅を降りるといわゆる「底冷え」する厳しい寒さが身に染みる。京都タワーを見上げつつ、タクシー乗り場の列にならび、乗車して祇園の南側をお願いする。 京都祇園は古くから花街として栄え、今でも舞妓さんや芸妓さんの姿を見る機会も多く、特に南側は実に風情ある古き街並みが印象的で、これぞ京都だという方も多いことだろう。 とはいえ、私はお座敷遊びの出来るお茶屋さんに来たわけではない。この南側にある老舗Barの暖簾をくぐるためにわざわざ来たのだ。祇園サンボア。 暖簾をくぐり、バーの扉を開けると、正面に向かってストレートなカウンターが伸び、年季の入ったストゥールが整然と並ぶ。そして
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