朝鮮通信使の旅日記: ソウルから江戸-誠信の道を訪ねて (PHP新書 228)
江戸時代を通じ12回派遣された朝鮮の外交使節団。ソウルから江戸まで1年に及ぶ旅のゆかりの地を訪ね、友好と文化交流の歴史を探る。
江戸時代260年を通じて、隣国・朝鮮から12回もの外交使節団が訪れていた。「朝鮮通信使」と呼ばれた彼らは総勢450人。漢城(ソウル)から江戸まで国書を携え、約1年の長旅をした……。
楽隊や文人、曲馬師をも含むエキゾチックなその行列は、当時の日本人にカルチャーショックを与え、各地でさまざまな事件や文化の渦を巻き起こした。現代に伝わる唐人踊りや人形からは、民衆の驚きと朝鮮ブームの熱気が溢れ出す。
通信使ゆかりの町を絵図や写真とともに訪ねながら、日韓両国の友...
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