窮余の一策、西武の新4番・渡部健人に託す可能性【白球つれづれ】 – BASEBALL KING
◆ 白球つれづれ2023・第22回  無い袖は振れない。交流戦の開幕を前に西武が、打線の大改造に打って出た。  4番に“未完の大器”渡部健人選手の大抜擢を決断したのだ。  そんな首脳陣の期待を背に、今月27日のオリックス戦で2年ぶりの一軍昇格を果たすと、いきなりの大役も第1打席で中安打。翌28日の第2戦でも1点ビハインドの5回に同点となる左前打を放って、チームの連敗を救った。  窮余の一策と言っていいだろう。  28日現在(以下同じ)、リーグ5位に沈む元凶は“タイムリー欠乏症”に泣くピストル打線である。  5月に入ると6度の完封負け。2得点以下の試合は14を数える。ある程度は塁上を賑わせるもの...
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