地球上で極端に重力が弱いインド洋の「重力の穴」を説明する新説 - ナゾロジー
地球上の重力の強さは一定ではなく、実は場所によって小さな誤差が生じています。
例えば同じ体重計を使って計測すると、北海道と沖縄県では約0.14%の差が生じます。
とはいえ、これらはよく知られた事実であり、地下に埋蔵している重い元素の密度などによって説明できます。
しかし地球上には、科学者たちが未だ理解できていない重力異常が存在します。
それが地球上の他の場所よりもはるかに重力が弱いという、インド洋にある「重力の穴」です。
この原因は未だに解明されていませんが、インド科学大学(IISc)に所属する地球科学者デバンジャン・パル氏ら研究チームは、約2億年前に存在していた幻の海「テチス海」のプレート…
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