ラティメリア - Wikipedia
第二のシーラカンスが捕獲されたのはようやく14年後の 1952年 12月20日 (のちの「シーラカンスの日」)、最初の発見地から3000km近く離れたコモロ諸島の アンジュアン島 付近である。昔からコモロではシーラカンスがごくまれに捕獲されていたが、肉がまずいため食用価値がなく、コモロの漁師たちからは「役に立たない」との語義をもつ「ゴンベッサ」の名前で知られていた。一刻も早く現地に到着するため、 南アフリカ 首相 D.F.マラン に特別機を仕立ててもらったスミスは、はじめて軟組織も保存されたシーラカンスの標本を得ることができた。しかし今回確保した個体には14年前のものと違って第1背鰭が見当たら...
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