修復的な他者とのつながりは希望になるか ――李琴峰(2018)『独り舞』講談社
3年ほど前に一度読んだ時、あまりうまく読めていないなと実感しながら読み終えた。今回の読みでどこまで読み込めたかは分からないが、ただ単に「生きづらさ」を描いた小説というよりは、誰にでも共通するような過去の傷であったり、それを他者とのつながりの中で修復できるのではないかという希望だっ…
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