鉢かづき姫の物語|寝屋川市
河内の国 、交野郡寝屋というところに備中守藤原実高という大変裕福な「寝屋の長者」と呼ばれている人が住んでいました。長者の屋敷は、東西十二町、南北四町、田畑は一千二百余町もありそれは立派なものでした。備中守実高の奥方は、摂津の国鳴海の里の芦屋長太夫の娘で照見といって十六才で長者のもとに嫁いできました。ふたりの夫婦仲は大変良く幸せな毎日を送っていましたが、どうしたわけか子どもに恵まれませんでした。大和の国初瀬寺(長谷寺)の観音さまに、お参りを続けていたある夜、枕元に観音さまがあらわれ女の子を授けるが、鉢を被せるよう告げられたところで目を覚ましますと、目の前にはお告げどおり鉢がありました。それからし...
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