御許山|宇佐市
宇佐神宮から南6km余にそびえるこの山には、山頂に宇佐神宮の奥宮である大元神社(おおもとじんじゃ)が鎮座する。標高は647m。大元山・馬城峰とも称され、神代に比売大神が降臨になった神域とされている。『宇佐八幡弥勒寺建立縁起』には、「八幡大神は欽明天皇の時代に宇佐の馬城峰に降り立った」と記されており、八幡大神がはじめて姿を現した場所ともされている。かつては、霊山寺をはじめとする御許六坊(おもとろくぼう)と呼ばれる6つの坊寺が置かれ、六郷満山の元山として隆盛を極めた。
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