ミュージカルが歴史と歴史をつなげる瞬間、稀代の悪女描く「イザボー」
マリー・アントワネットと違って、フランスでは知らない人はいないのに、日本ではあまり知られていない王妃。それがイザボーだ。英仏の因縁の戦いである百年戦争の中期の不安定な時代にバイエルンから隣国フランスに嫁ぎ、自らの不貞や溺愛もことごとく政治に結び付けて国家の運命を揺るがし、愛と欲望のままに生きた王妃。稀代の「傾城の悪女」としてフランス国民に知られる彼女の生きざまと、結果的に連れてきた激動の歴史のすさまじさを描いた日本のオリジナルミュージカル「イザボー」が大きな話題を呼んでいる。 良質な演劇公演を連発してきたワタナベエンターテインメントが、演劇集団「惑星ピスタチオ」を経ての演劇プロジェクトの立ち上...
www.creators-station.jp