「兵士」になれなかった三島由紀夫 (小学館文庫) (小学館文庫 す 7-5)
日本中を震撼させた“あの事件”から40年――三島自決の真実に迫る傑作ノンフィクション 1970年11月25日――自衛隊の本拠・市ヶ谷駐屯地で壮絶な最期を遂げるまで、三島由紀夫は毎年のように自衛隊に体験入隊を繰り返していた。 その中で三島は、苛酷な訓練にも真摯に挑み、現場の「兵士」=自衛隊員たちとも濃密な交流を重ね、〈これほどお互ひに敬意と揶揄を忘れぬ、思ひやりにみちた人間集団に、私はかつて属したことがない〉と彼らを評している。 その三島が、〈アメリカは眞の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である〉〈自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るだろう〉と言い遺して割腹自殺を...
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