怪談:山蛭団地|珠洲町Hoax
2010年代半ばに石川県内のある会社で設備担当をしていたFさんから聞いた話。 祖父の教え 1970年頃のことだった。 Fさんは夏休みに、北関東の山の近くにある祖父の家に遊びに来ていた。 彼の祖父は趣味で狩猟をしていて、友人たちと近くの山に入っては山菜を採ったり、キジやカモ、たまにイノシシなんかを狩っていた。 そうして山を歩いていたからか、山に関する奇妙なことを色々知っていた。 例えば、ある時は次のようなことを教えてもらった。 「人間の首の後ろには『盆の窪』と呼ばれる凹みがあって、そこは魂が出入りしやすいから、山を歩くときは悪いもんが入ってこないように気をつけた方が良い。お守りがあれ
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