隙あらばぶち込まれる笑いで息もつかせぬ2時間の没入感…★劇評★【舞台=ドクター皆川 ―手術成功5秒前―(2023)】|阪 清和 (Kiyokazu Saka)
大人計画の俳優たちの中でも飛び切りの笑いのスピード感とドライブ感を持つ皆川猿時と荒川良々。この2人が映像作家・放送作家でもある細川徹のタクトで暴れまくる舞台シリーズの第4弾「ドクター皆川 ―手術成功5秒前―」がホームグラウンドの東京・下北沢の本多劇場で上演されている。爆笑からくすくす笑い、ナンセンスギャグから練り込まれたすれ違いのせりふまで隙あらば笑いをぶち込んでくる油断のならない展開が持ち味で、観客は息をつかせぬ没入感に包まれていた。作・演出は細川徹。(写真は舞台「ドクター皆川 ―手術成功5秒前―」とは関係ありません。単なるイメージです) 舞台「ドクター皆川 ―手術
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