唐桑の自然に“もまれる”ほどに旨みを増す牡蠣
世界三大漁場の一つである三陸沖に面する宮城県。親潮と黒潮が交わる沖合は豊富な水産物が獲れるほか、沿岸部では複雑に入り組んだリアス式の地形が形成する湾を利用してワカメやノリ、ホタテなどの養殖漁業も盛んに行われてきた。 なかでも宮城県は、日本有数のカキの養殖地として知られており、県内のおよそ60ヵ所の浜でカキの養殖がおこなわれているという。地域によって自然環境や養殖方法などが異なり、大きさや味にそれぞれ特長がある宮城県産のカキのなかでも、大粒の身がひと際目を引くカキが、気仙沼市唐桑産の「もまれ牡蠣」だ。 一般的なカキ養殖の期間は1年半から2年ほどであるのに対し、唐桑産の「もまれ牡蠣」は...
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