芹川の観察ガイド|彦根市
 芹川は約400年もの昔、彦根城築城当時に防塁をかね現在の河道に改められました。その作業に従事した人の数は、はかりしれません。そして、この時に護岸のため、ケヤキなどが植えられたわけです。同時に、芹川周辺には町人屋敷と足軽組屋敷が配置されました。 ケヤキや桜の並木は、私たちに心のやすらぐ散歩道を提供していますが、時の経過とともに周囲の状況も変わってきました。今、私たちに与えられた使命は、豊かな自然と古い歴史が織りなすすばらしい景観を将来に伝えることではないでしょうか。 芹川周辺を散歩しながら、古(いにしえ)の思いにひたっていただき、芹川のよさを見直していただく一助になればと願っています。昭和63...
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