鶴窪古墳|市原歴史博物館
 西暦紀元後4世紀になると、養老川左岸(西岸)から姉崎地区にかけて、今富塚山古墳、姉崎天神山古墳、釈迦山古墳など、大型の前方後円墳がつくられるようになります。とくに、全長130メートルを測る姉崎天神山古墳は、東日本を代表する前期古墳のひとつです。 これらは、「姉崎古墳群」として総称されていますが、それぞれ距離をおいて分布する傾向があります。しかし、古墳時代後期、6世紀代になると、現在の姉崎神社周辺の小範囲に、山王山古墳、原1号墳などの前方後円墳が集中してつくられるようになります。鶴窪古墳もそのひとつです。 鶴窪古墳は、市原市姉崎3077-2他に所在します。昭和56年に宅地造成の計画がもちあがり...
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