【桂花陳酒のお礼あり】百種怪談妖物双六 その3 猫また - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 腥寺(なまぐさでら)の猫俣(ねこまた) はい、この時代ではおなじみの、手拭いを頭に乗せて二本足で立って踊っている猫又の姿が描かれています。もちろん、尻尾は二本に分かれています♪三毛猫ちゃんですね♪要するに、生臭坊主[素行の悪い僧侶]がいるような寺には、猫又のような化け物が住み着いてしまうということでしょうね。『徒然草』第八十九段の、京都の行願寺あたりの連歌好きのお坊さんが猫又[実は飼い犬]に襲われる話から採ってい...
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