危うい「クロダ円安3.0」 次の節目、財務官時代の135円台 金融政策・市場エディター 大塚節雄 - 日本経済新聞
円相場が20年ぶりの安値圏に突入した。米国の金融引き締めや日本の経常赤字懸念のなか、日銀の黒田東彦総裁が金融緩和姿勢を堅持しているためだ。黒田氏が異次元緩和を進めていた2015年6月のアベノミクス下の安値(1ドル=125円86銭)を下回った今、次の大きな節目は02年につけた135円台になる。実は02年当時、黒田氏は為替政策に直接の責任を持つ財務官の任にあった。財務官と日銀総裁。立場は違えど、黒田
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