商品貨幣論15  ―”有効需要の原理”には「信用創造」が重要―|織原然_マクロ経済学考察ノート
富(価値)の移動が A供給側→B需要側 だと、BはAに逆らえなくなる。 B需要側がA供給側に成り代わろうとしても それはB需要側の一部がA供給側になり、残りのB需要側を貧困層として十分に富を供給しないという結果になる(共産主義)。 前回はこのA供給側とB需要側の主従関係(A>B)が古典派経済学からマルクス経済学に至るまでの共通項であったため、経済学をどう駆使しようと、経世済民が達成されないことを説明しました。 では、逆説的に考えて A供給側とB需要側の関係が 主従(A>B)ではなく、 対等のものとして均衡してさえいれば(A=B) 経世済民が達成される可能性があるのではないでしょう
note.com