新種の巨大深海魚「ヨコヅナイワシ」を発見~駿河湾深部に潜むアクティブなトップ・プレデター~<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC
セキトリイワシ類は一般的に深海性で、ゼラチン質プランクトンを主な餌としますが、胃内容物から魚類の痕跡を検出したことや魚類を餌として釣獲されたことから本種は魚食性であることがわかりました。また、アミノ酸に含まれる窒素の安定同位体分析から、本種はこれまでに駿河湾で知られる最も栄養段階の高い(生態ピラミッド( ※1 )の最上位に位置する)動物、いわゆる“トップ・プレデター( ※2 )”であることがわかりました( 図3 )。更に水深2, 572 mに設置したベイトカメラ( ※3 )調査により、活発に泳ぐ本種の姿を捉えることに成功しました。魚食性に加え腐肉を食べる能力や大きく開く口が本種の巨大さや栄養段...
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