「日本共産党からの批判に反論する」中央大学法学部教授/中北 浩爾 | 特集
第37号目次へ→ 特集 ● 社会の底が抜けるのか 日本共産党からの批判に反論する 事実にもとづかない議論をしているのはどちらか 中央大学法学部教授 中北 浩爾 はじめに 1.日米安保条約の容認について 2.民主集中制の組織原則について 3.田村委員長によるパワハラについて おわりに はじめに 私は2015年の安保法制反対運動とその後の野党共闘の進展を受けて日本共産党への関心を高め、結党100周年にあたる2022年に『日本共産党―「革命」を夢見た100年』(中公新書)を出版した(注1)。それ以来、新聞やテレビなど各種のメディアから、共産党についての論評を求められるようになり、①党員数や機関紙購読...
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