中原中也『中原中也の詩から』の中の「月の光」のことその弐 : 古今東西歴史音楽文学そぞろ歩き(タダタケもしくは多田武彦)
第1部中也が書いた「月」の違った風景の詩。「湖上」  中原中也ポッカリ月が出ましたら、舟を浮べて出掛けませう。波はヒタヒタ打つでせう、風も少しはあるでせう。沖に出たらば暗いでせう、櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、―
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