母の形見 (1) : りんごの嘆き
父が、母の形見分けもせず、母の物を全て勝手に捨てようとしていると弟が心配していた。母の物だけでなく、皆の物も。自分が必要としない物は全て邪魔だと。母は、自分の大事な思い出の品、着物や貴重品は全て私に残すつもりだと言っていた。だから、片付けは私にやってほし
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