3:「相模川」と「相模鉄道」 ~ 茅ヶ崎 | このまちアーカイブス | 不動産購入・不動産売却なら三井住友トラスト不動産
戦国時代に開かれた「相模川」の舟運は、江戸時代に盛んになり、木材の運搬などに広く利用され、明治期から昭和初期までは、生活物資などを運ぶ「帆かけ舟」も見られた。茅ヶ崎に本社を置いた「相模鉄道」(現・JR相模線)は、1921(大正10)年に開通しているが、当初は「相模川」の砂利輸送を中心としていた。経営は資金不足のため苦しいものだったが、「多摩川」での砂利採取が禁止となったことに加え、「関東大震災」からの復興などで砂利の需要が増えていき、次第に活気づいていった。また、「相模鉄道」の沿線に工場が立地するようになると、通勤客や貨物の利用も増え、茅ヶ崎の発展に大きな役割を果たした。
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