「世界最古の数学の応用例」を3700年前のバビロニアの粘土板から発見。ピタゴラスより1000年早い - ナゾロジー
約3700年前の古代バビロニアの粘土板に、世界最古とされる幾何学の実用例が発見されました。 この粘土板は、19世紀後半に現在のイラク中部で見つかり、それ以来、イスタンブールの博物館に保管されていたものです。 研究をおこなったニューサウスウェールズ大学(UNSW・豪)の数学者、ダニエル・マンスフィールド氏によると、粘土板に記載されていたのは、のちに「ピタゴラスの定理」として知られる三角関数の原始的な形とのこと。 ピタゴラスより1000年以上も早く、数学史的に非常に重要なものと考えられます。 研究は、8月4日付けで学術誌『Foundations of Science』に掲載されました。 目次…
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