斑鳩寺 その2|兵庫県太子町
天文10年(1541)の焼失後、時の龍野城主・赤松政秀らの寄進により、永禄8年(1565)に再建されました。斑鳩寺全焼後に再建された建物で、当時のまま残るのは、三重塔だけで、国の重要文化財に指定されています。この三重塔は、高さ約25mと規模が大きく、バランスのとれた美しい塔です。また、あちらこちらに彫刻が施され、桃山時代の装飾豊かな建物の先駆けとなる建物です。屋根の最上部にある鉄製の露盤には、天下泰平を祈願する赤松政秀の願文が鋳出されています。  
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