あらしのよるに…第1話「北へ」 : ソラリスの島
そこに君がいた。北風吹きすさぶ夕刻にTシャツ一枚で震えていた。「乗せてください」と書かれた段ボールの切れ端を持って。いったんは速度を落とさず通り過ぎたが魔が差したか、やがてUターンすることになる。それが彼との数奇な旅の始まりだった。「どこまで行くの?」とか
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