宇宙最大の超構造体を発見! - ナゾロジー
大きいだけでなく重いです。
ドイツのマックス・プランク研究所(MPI)で行われた研究により、天文学者たちはこれまでに知られていた中で最大の宇宙超構造体「キープ(Quipu)」を発見しました。
キープは、地球から約130~250メガパーセクの範囲に存在し、その全長は約428メガパーセク、すなわち約14億光年にも及ぶとされています。
この途方もないフィラメント状の構造は、約70もの銀河団や超銀河団が連なって形成され、宇宙全体の銀河や物質の大きな割合を占める重要な存在です。
研究チームは、X線を放射する銀河団のデータを詳細に分析し、「フレンズ・オブ・フレンズ」アルゴリズムを用いて銀河団同士のつなが…
nazology.kusuguru.co.jp