3月末で退職した北山靖アナウンサーとの日々を残すためにnoteを書きました。きょうはその後編です。 「守・破・離」 「守・破・離」という言葉があります。剣道や茶道などの修業における段階を示す慣用句です。師匠の型、技を忠実に守り、確実に身につける段階が「守」。他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階を「破」。ひとつの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階を「離」。 わたしも北山さんの教えを忠実に守る段階から、それを破り、離れていきます。北山さんはいつしかわたしの実況について何も言わなくなり、わたしも質問することが減りました。しかし