常に開かれている浄土の扉 - 日本経済新聞
国宝に指定されている飛雲閣や北能舞台など数々の名建築が伝わる浄土真宗本願寺派本山の西本願寺(京都市下京区)に、特異な立地で目を引く門がある。「総門」と呼ばれる門で、京都の町を南北に走る広い堀川通によって通の西側にある西本願寺の境内と切り離され、堀川通と交差する正面通の入り口に立っている。しかも、門の周囲に塀や垣などはないうえに門扉は常に開かれているため、乗用車がごく当たり前に門を通り抜けて「何の
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