チーム花崎・MAKI / 夢見て咲くや 能「卒都婆小町」に題材を得て
コロナで命を落とされた方々の報道を拝見し、その尊い人生に祈りと感謝を捧げると共に、生きている人々の生にもあまなく光を当て包みこむ「愛」を舞踊で表現したいと思い、本作品を作りました。 代表的な能の作品「卒都婆小町」の、零落し物乞いの老婆となった小野小町を主人公に見立て、第一場は地唄舞で小町の罪と盛衰を、第二場はバレエが「愛」の象徴として小町を包み受け入れ、苦しみから解き放します。二つの舞踊は応えあい、小町の業がほどかれていきます。 あたたかいエンディングのためにチェロでエンニオ・モリコーネさん作曲の「ガブリエルのオーボエ」を演奏させて頂きましたが、先日モリコーネさんが亡くなられたことを知り、多く...
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