まちの文化財(63) 関神社と中井権次|養父市
 お正月の初詣で神社を訪問した人も多いでしょう。神社や寺院の建物には優れた彫刻が刻まれています。江戸時代後期から昭和初期に活躍した彫刻師に丹波柏原の中井家があります。中井権次(ごんじ)を襲名して、多くの彫刻を但馬・丹波・丹後に残しました。関宮にある関神社の本殿は弘化4年(1847)、拝殿は天保14年(1843)の建築です。いずれも中井家の彫刻です。本殿の裏側にまわって脇障子という部材をみると「彫物師、丹州柏原町住人、中井権次橘正貞」の文字が見えます。中井家は、柏原藩お抱えの彫刻師で、その3代目が正貞です。関神社は、江戸時代には祇園牛頭天王(ごずてんのう)関宮社と言いました。この言葉は、祇園・牛...
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