女が女に触れるとき ――鈴木涼美(2023)『グレイスレス』文藝春秋
小説としてのデビュー単著となった『ギフテッド』は新宿界隈だろうというフィールドと、ホステスという仕事が分かる書き方をされていたため、一般にもなじみがある人にはなじみがある世界だろうと思いながら読んでいた。中の人と客の接点がある場所を、中の人の視点を使って書いてみた(おそらくいくら…
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