賛助会について|みぬめ脇浜 エコロジー賛助会 |
東京・日本橋生まれの 不世出の大文豪、谷崎潤一郎公は、 関東大震災を機に関西へ移り住み、 豊かな文化に接し、歴史的な美に触れます。 昭和20(1945)年8月6日の神戸大空襲で、 万葉から詠われた「みぬめの浦」と同じく、 神戸・魚崎の自宅も焼失しますが、 谷崎公は戦火を逃れ、大戦後は京都に転居し執筆を続け、 大阪の旧家家族の豊かな阪神間の数年に渡る 出来事を描いた「細雪」を完成させます。 地域の歴史、文化を保全する目的で 設立された私ども賛助会は、 大空襲で有形なるものは失われても、 みぬめの浦並びに阪神間の豊かな文化性を、 その筆と見識で保全された深き遺徳に対し、 敏馬神社への歌碑奉納を以っ...
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