山で些細な異変が起こればすぐ下りるべし | 怖話ノ館(こわばなのやかた)
これは、婆ちゃんから聞いた話。婆ちゃんが子供の頃は、家にガスも電気も水道も通ってなく、まるで昔話のように山へ柴刈りに行っていたそうだ。ある日、柴刈りに行った婆ちゃんの爺さんが、いくらもしないうちに青い顔をして帰ってきた。勝手口の外から婆ちゃんの母を呼び、自分に塩をかけさせて、一升瓶を下げて再び出て…
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