仁藤夢乃「バカなフリして生きるのやめた」/仁藤夢乃の“ここがおかしい”「大吉原展」で突き付けられた、性搾取の構造を覆い隠す「日本文化」(2)/イミダス
「大吉原展」で突き付けられた、性搾取の構造を覆い隠す「日本文化」(1)からの続き。  約250年前に江戸幕府公認で設置され、借金に苦しむ女性たちを閉じ込めて性売買が行われてきた吉原遊郭。そうした歴史を「文化」として、絵画等で華々しく紹介する美術展「大吉原展」(主催 : 東京藝術大学、東京新聞、テレビ朝日)が開催前から大きな批判を浴びている。前編では、遊女らを人形のように扱い、男目線で描いた展示に著者が疑問と憤りをぶつけた。 「文化」を支える男たちによって維持され続ける性売買  この「大吉原展」の開催...
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