同じ耕地(こうち）で，1年に2回，異(こと）なった作物をつくること。わが国ではふつう，稲刈(いねか）りのあと，田の裏作(うらさく）として麦などをつくる。東北・北陸(ほくりく）地方などでは一毛作が多かったが，田のかんがい・排水方法(はいすいほうほう）の改良(かいりょう）によって裏作(うらさく）ができるところがふえた。コーチ最近(さいきん）では，労働(ろうどう）力不足(ぶそく）や採算(さいさん）がとれないなどから，冬の耕地利用(こうちりよう）は減少傾向(げんしょうけいこう）にある。