快楽殺人者の言い分|ロバト
快楽殺人者は言った。 俺は俺以外の人間全て生きているように感じられないんだ。 それは俺にとって実際に生きていない。 でもそれは俺が自分の鏡を観ているからだ。 俺は俺しかいない世界に生きていることを知っている。 君が俺に「殺すな。」と言うならば俺に人が生きていることをわからせてくれ。 僕は彼に言った。 あのな、人間を良く観察し給え。 自分が味わいたいだけの為に動物を生きたまま解体して好きなだけ貪り喰らって喜んでるじゃないか。 それが人間が生きているってことさ。わからない? 動物がどんなに苦しもうとも自分の欲望の為に動物を殺し続けて生きる。 それが生きている人間だ。 殺されゆく動物
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