クシとトヨ −門神−:玄松子の雑記帳
[HOME] > [雑記帳] > クシとトヨ −門神− 大きな神社へ行くと、参道の鳥居や神門をくぐった所の左右に、小さな祠がある。 両社は正面を向いていたり、向かい合っていたりと様々だが、「対」の社だ。 通常、「門神」「門守」と呼ばれ、悪神や鬼の侵入を防ぐ働き。神社の門番である。 −日向・霧島神宮の門守社− 門神の信仰は、中国から来たもので、道教の影響だろう。 【門神】 門を守る神。南宋代の 『類説』巻六に引く南北朝時代の宗凛(そうりん)の 『荊楚歳時記』(けいそさいじき)に、「正月元旦に二体の 神を描いて戸の左右に貼る。左側が神荼(しんと)、 右側が鬱塁(うつるい)である。俗に門神という」と...
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